撃っていいのは、撃たれる覚悟のあるヤツだけだ!

6月4日、衆議院の憲法審査会で3人の参考人が安保法制は憲法違反と明言しました
ちなみに、日本国憲法第9条では
第9条 第1項 日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、
国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、
国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。
第2項 前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。
国の交戦権は、これを認めない。
上記の憲法をまともに解釈すれば、自衛隊も違憲と解釈するのがスジだが、私は自衛隊も必要だし、現在の安保法制も十分な議論と国民の合意を得た上で必要なものであると考えるが、どうも、18歳選挙権も然り、これも順番がアベコベなのである。
後方支援の議論に「機雷掃海」などが例に挙がるが、最近の戦闘での攻撃は、空爆は報復側の手段になっており、攻撃側は自爆テロが主流であるとも思えます。
自衛隊が攻撃目標になる場合、派遣している駐屯地に、一般市民や子どもを使って自爆テロや隊員拉致が行なわれることは昨今の事情より明らかです。
自衛隊員の処刑動画が流れかねません。さらには、子どもが爆弾を巻いて小隊に近づいてきたのが確認取れたとして、自衛隊員が迎撃射殺できるのだろうか?誰かが瞬時に判断してできたとして、その射殺映像を動画サイトで流し、報復としてボストンマラソンのように日本のどこかで大勢の日本の人々が犠牲になるやもしれません。国民にはその覚悟が必要なのです
そのために、今回のタイトル「撃っていいのは撃たれる覚悟のあるヤツだけだ」としています。
国民に危険な可能性を残す確率があるのなら是非議論をしつくしてからでも遅くないと思います。憲法改正&国民投票&衆議院の解散総選挙。中学社会(公民)には国民投票や憲法9条、違憲立法審査権、教えるほうの立場で、何をどう伝えればいいのでしょうか?みんなで考える必要があります。
まぁ、いそぐ理由に、近々戦争が始まるというなら話は別でしょうが…。
最後に受験生へのアドバイス
大学入試や高校入試の作文、若しくは小論文において、一文目、若しくは最終行に「拡大解釈により」という言葉をつけ忘れないように。
厳生一言 2015/06/05

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